演劇集団キャラメルボックスの2007クリスマスツアー「トリツカレ男」を観劇しました。原作はいしいしんじさん。
成井さんの好きな「純愛」をひしひしと感じる作品。この作品はねずみが出てくるんやけど、もちろん人間が演じるわけで、違和感を感じないかなって心配しとったの。舞台ってドラマというよりもアニメに近いほど、ありえない状況を受け入れられやすいものやけど、だからこそ、「それはないやろ」って感じさせたらその舞台を楽しむことはできなくなってしまうと思うのね。でも、まったく感じずにむしろ「もしかしてねずみかも」って思えるぐらい動物っぽかった。岡田達也さんの演技力に圧巻。
もちろんストーリーだって、キャラメル色全快でドキドキハラハラさせる部分もありつつ、最後は幸せな気持ちになった。だからキャラメルボックスはおもしろい。ハッピーエンドよりもバッドエンドの方が心に残りやすいんやろうけど、キャラメルは心から笑えて、ホッとできる舞台やからいいんやよな。
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