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真面目すぎるブログへの違和感

ブログってもっと気軽で好きなことを書きなぐるモノだと思ってた。メインテーマより見え隠れする「人」の部分がおもしろみだと思ってた。ときには泥酔した状態で半分ぐらいろれつの回っていない文章を書き連ねたり、ときには炎上対策をしつくすあまりお伺いを立てすぎて長文になってしまったり……。私はブログのそういうところが好きだ。
もちろんアルファブロガー的なプロブロガー的なお仕事ブロガー的な、ブログをメディアとして使っている場合は別にして

最近はとにかく「読者」を意識しすぎていて、真面目、とにかく真面目。読ませる、買わせる、楽しませる、と読み手に対してのサービス精神がいたるところに見受けられる。私が読んでいるブログがブログのすべてではないと思うけど、とにかく読みやすくて、サラリと読める。まるでiPhoneを指でスクロールしたときのようにスーッと読める。何を言いたいのかわかりやすくて、ハッとするようなキレイな写真が使われていて、その上私が好きと言ったこととは別の意味で人っぽさまで用意されている。親切すぎでしょ、読んでで逆に恐縮しちゃう。

自分が書いたことが誰かの役に立ったらうれしいし、たくさんの人に届いたらきっとしあわせ。だから読者を思い描いて、読まれる読ませるブログを目指すのはとても大事なこと。なんだか引っかかる、読みやすくて、親しみやすくて友だちのような雰囲気だけど、何か引っかかる。言葉で語られているのに言葉にならない違和感があった。

サービスや環境は昔よりも気軽に始められるようになっているのに、違う意味でどんどんハードル上がっとる気がして、そのチグハグな感じが引っかかった違和感なんだろう。

私は、目に見えない読者の意見よりもいますぐ会えるお友だちの感想を聞きたい。どこの誰かもわからな「だれか」のまっとうで細かい考察よりも、不器用だけど優しい「あなた」のそれじゃ何が言いたいのかわからないひとことがグッとくる。

何度も語られていることやけど、ブログは人それぞれやし、好きなように書けばいいし、真面目でも不真面目でも読みやすくても読みにくくてもそれはそれぞれのブログの書き手の手のなか。私が「ブログはこうあるべき!」なんて決めつけることはできない。最近は更新頻度も高くないし、クオリティが高いわけでもない私が言えることではまったくなくて、お前が言うな! 感満載なんやけどどうしても引っかかったのでザクザクとまとめてみました。

ブログも人生も十人十色、何ひとつ無駄じゃない。いやぁ、ブログって本当にいいもんですね。

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