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右利きか左利きかはぶっちゃけ関係ない

そろそろ寝ようと思っていたのですが、
どうしても引っかかるので乗り遅れつつ書いちゃいます。

裏[4k](旧称 100SHIKE)のこのエントリー。

近年まれに見る美しい炎上:裏[4k](旧称 100SHIKE)

炎上ですって、大変そう……。とあんまり何も考えずに、
最中のブログってあんまり知らないので、リンク先にジャーンプ。
そしたら、私のアンテナに引っかかってしまったのです。

国分太一くん、箸は右手で持とうよ:J-CAST テレビウォッチ

ただ一つ残念なのが、食べるときに左手で箸を使うことだ。箸は右手で持つもの。そういう躾をきっちり受けてきたオレのような世代の者には、左手で食べるのはすごく違和感があるんだよな。

国分太一は、メントレGのほかにも、「ぐるぐるナインティナイン」の「ゴチになります!」というグルメコーナーやチキンラーメンのコマーシャルにも出ているけど、やっぱり左手で箸を使っているのはいただけない。今からでも遅くないから、箸は右手で持とうよ。
これからもっと伸びていくキャラだと思っているので、期待しているんだけどなぁ。
左手は ケツを拭く手だ 箸持つな

コメントについては、切込隊長がバッサリ切ってくれているので、私は何も言うことはございません。
1つだけ引用させてもらうなら、切込隊長のエントリーで激しく同意した部分。

左利き差別「炎上」に見る書き手と読み手の美しい距離感:切込隊長BLOG(ブログ)

私は左利きである。

したがって、横澤氏に「左利きバーカ」とか書かれること自体、確かに腹立たしいし早く死ねと思わんでもないけれど、それ以上に自分も親に右箸右書きに矯正された経験を半笑いで思い出し、良く考えたら両手で箸を扱え両手でモノが書け両手で投げられリブルラブルが得意なゲームのひとつとなりそれなりにハッピー矯正ライフを送っているのもまた事実である。

何を隠そう私も左寄り。
あえて左寄りと書かせてもらいます。
モノを書くのは右、箸も右なので右利きと思いきや、包丁は左、ラケット類も左じゃないと無理。
スプーンやフォークは両方いけるし、裁縫、ハサミ、定期を出す手、
生活のあらゆるところで左を使っています。
隊長ほどじゃないけど、おばあちゃんに「包丁は右じゃないとお嫁にいけなくなるよ」って言われて育ちました。
ちなみにこの癖は母親譲りなので、厳しい母もこの件については何も言いません、言えませんw

寛大な(?)母のお陰で右利き矯正せずに大人になり、
左の要素を持ったまま大きくなってよかったなと思うことが多々ありました。
一番驚かれたのが、右手でシャーペンを持って、左手で消しゴムを持って消すことができること。
これって両利きならではじゃない?
中学ぐらいまで当たり前だと思っていたのですが、周りでそういう使い方する人は少ないみたいです。
ありがたや、サウスポー。

と、左利きについてつらつらと書きましたけど、
確かに、左利きの人で箸の持ち方が正しくない人が多いのも事実です。

恋愛してる?:yumiking Diary:ピヨピヨ

なんとなく左手でするしぐさの方が、きれいに見えるのは気のせい? でも左利きの人って正しく箸を使ってない人が多くない? 少なくとも私の周りでは多くて、好きなんやけど、箸が!箸が!と1人でヤキモキしとるw

たぶん見た目の違和感もあると思うんやけど、正しい持ち方って右用になっとるんじゃないのかな。
その辺詳しくないからよくわからんのやけどな。

このエントリーでも書きましたが、
私の個人の好みでご飯の食べ方、特に箸の持ち方は一番最初にチェックをしています。
あと、何度か一緒にご飯を食べに行ったことある人については、だいたいの持ち方は頭に入っているつもりです。
そこで気付いたのですが、左利き用のハサミや包丁があるように、
箸の持ち方にも右利き用、左利き用があるのかなぁと漠然と思うようになりました。

「左利き」で手もキレイでグッときたけど、「箸使い」の汚さにガックリとか、
まぁ手がキレイだからこれぐらいの箸使いなら許せるかなとか、
気をつけて探してみると「両方OK」な人はなかなかいません。

そこで、太一くんが左手で箸を持つ件についてになるのですが、
彼は、私が見てきた中でもかなりキレイに箸を使う人だと思います。

メントレで初めて彼が箸を使っているところを観て、
その時は左利きっていうことすら知らなかったので、まずそこにグッときました。
次は箸の持ち方と箸使い。
これもあまりの美しさに惚れ惚れしました。
そして、だからこそ彼が「メントレGレストラン」の支配人をしているのだなと納得したのです。

おそらく、いま正しいと言われている箸の持ち方は、右利き用で左利きの人には困難な持ち方。
それをあえて左手でやってのけることは、左利きを矯正して右手で箸を持つことよりも、はるかに多くの努力と練習が必要だったと思います。
たぶん、太一くんが「右利き」で「キレイな箸使い」をしていたとしても、私の心にはとまらなかったでしょう。左利きだったからこそ、「左利きだけど、箸使いがキレイな有名人」として強い印象を与えました。

もはや、そこまでくると左利きは個性じゃなくて、彼自身の魅力。

つまり、右利きか左利きかは全然関係なくて、
どれだけ美しい作法をするかが大事なんじゃないかと思います。

確かに昔は、右利きが正しいそれだけで美しいとされていたかもしれません。
でも、右利きなだけでは美しいとは言われなくなってきているのと同時に、
左利きでも美しさは認められるようになってきているのではないでしょうか。

右ばっかりを気にしていると、偏った考え方になってしまうことがあります。
だから、左も忘れずに。

何においても、バランスですよ、バランス。

コメント (4)


    

あんま関係ない話ですが。

脳の右側で描け!の先生に言わせると、右手は細かい作業をするのに向いていて、左手は全体的な空間やバランスを捕らえるのに向いているそうで。
だから右利きの人ですらも、(僕のように)左手で絵を描くと、なんだかバランスのとれた絵が描けるといった次第です。


    

追伸。

興味深いのは、その先生は、生徒が右手で絵を描いていると、時々「あなた、本当は左利きじゃない?」と聞くところです。
持って生まれたなんとかは消せないんですねー。


    

>おそらく、いま正しいと言われている箸の持ち方は、右利き用で左利きの人には困難な持ち方。

すみません。この一文の意味がわかりません。左右対称に持てばいいだけだと思うのですが・・・。


    

>いちるさん
似顔絵ワークショップのエントリーのとき、左手で書いていたっていうのを読んでビックリしました。
しかもすごく上手。
元々の役割分担があるんですね。
そして、先生がその人の本質を見抜いているところがすごい。

>straizoさん
コメントありがとうございます。

左利きの人の箸の持ち方って、共通して間違っているんです。
つまり、ほとんどの人が同じ持ち方。
右利きの人が正しくない持ち方をしている場合って、
にぎり箸とかいろいろなタイプがあるのですが、左利きの場合はそうじゃない。
だから、いま正しいとされている箸の持ち方は右利きには楽なのかもしれないけど、
元々左利きには向いてないんじゃないかなと考えたんです。
右利き用正しい箸の持ち方、左利き用正しい箸の持ち方という風に2つパターンがあってもいいんじゃないかなと考えています。
ご指摘頂きありがとうございます。

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