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何かが足りない料理をおいしくするたった1つの方法

私は料理が得意ではありません。実家にいた頃から日常的にお料理していたし、ひとり暮らしを始めてからも自炊をしていたので、基本的なことはだいたいできます。ただ、センスがない。それを言ったら、料理じゃなくて全体的にセンスにかけるんやけど、落ち込むのでやめておきます。

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センスがないと嘆いていても仕方がないので、cookingカテゴリからもわかるようにそこそこにお料理をしています。しょうゆ・みりん・酒・だしで構成される料理が多い。和食は元々大好きだけど、よっぽどのことがない限り、食べられない料理にはならない王道調味料なので、よく作るようになったのかも。

それでもやっぱりセンスがないので味見をして「何かが足りない……」と思うことも多々あります。いままで入れた調味料を全部足してみたり、水で薄めてみたり、いろいろやったんやけど、万能な解決法を教えてもらいました。それはたった1つ!

塩を入れる

これ一択。それ以外は何をしてもダメ。お料理番長のあゆちゃんに「和食を作ったときに味が定まらなくて困る><」と相談してみたら「塩だよ、塩」とアドバイスをいただいて、実践してみたら、あら不思議、

お塩を入れるといままでぼんやりしていたお料理が引き締まって、味が落ち着きます。お料理の量にもよりますが、だいたいひとつまみぐらいがちょうどいいみたい。見た目にはほとんど変化がないので、すごく不思議なのですが、塩の効力すごい。感動しました。

ぶっちゃけ料理をしながら「何かおかしい……」と気づいてしまったときは、そこから修正するのは至難の業。「塩を入れる」「水を足す」「冷ます」など、最終手段を決めておいて手を入れないことが大事なのかも。

私はたまたまこの方法で味の定め方を学べたけど、そもそも「おいしい」という感覚自体が曖昧で、何をおいしいと感じるかは人それぞれ。そんなことを考え始めたら、何をもって料理上手なのかわからなくなっちゃう。お料理自体を嫌いになっちゃうかもしれんよね。食べることは生きていく上でとても大事なこと。「おいしい」を共感・共有できる人と一緒にいることが幸せへの近道なんじゃないかなぁなんて、塩を振りながら思いましたとさ。

きのう何食べた?(4) (モーニングKC)
よしなが ふみ
講談社 (2010-10-22)

コメント (1)


    

いなかもんにセンス期待してない

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