ミュージカル「黒執事」を観劇しました。映画「ソラニン」でも書いたけど、原作があるマンガの実写化はめちゃめちゃ難しい……。マンガを読んだことがある人はわかると思うけど「黒執事」なんて、いろいろと現実的にありえなさすぎて、実写化は絶対無理だと判断される作品なはず。
最後の最後まで悩んどったんやけど、せっかくお誘いいただいたし「吉と出るか凶と出るかわからないなぁ」覚悟を決めて観劇しました。
結果、行ってよかった! おもしろかった! もちろんキャラクターの再現性や独特の雰囲気を求めるとイマイチかもしれません。でも、その分オリジナルのストーリーやミュージカルならではの演出で違った魅力が引き出されてとったんじゃないかな。
ストーリーは、サトクリフ、マダムレッドが登場する「ジャック・ザ・リッパー」の話をメインにしたオリジナルストーリー。ストレートな舞台やったら、物足りなかったかもしれないけど、歌とダンスが散りばめられていて、ちょっとしたイベントみたいやった。イケメンたちが真剣に舞台を舞う姿は、ファンじゃなくても見入ってしまいます。脚本・演出がしっかりしていることって重要なんやなぁと、つくづく実感した。
一切、情報を入れずに行ったんやけど、どうもセバスチャン役の松下優也さんとアラン役の松本慎也さんが人気らしい。松本さんはstudio life所属ということで、黄色い声援が飛ぶのも納得できました。個人的にハマったのは永岡卓也さん演じる、死神ウィリアム・T・スピアーズ、通称ウィル。再現性高すぎて、死神のシーンになるたびにドキドキした。マンガよりもかっこよかったかも。
不安に思っていたのが嘘みたいに、大満足の舞台でした。お誘いありがとうございました。
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原作は存じませんが
素晴らしい!!
ミドルエイジの黒執事ファンの方へ!
魅力的なキャスト
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