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花田少年史(一色まこと)

花田少年史 (1) (モーニングKC (1519))

ずっと読みたいと思っていたマンガでした。「ピアノの森」の一色まことさんの作品です。

主人公はやんちゃ坊主の花田一路、事故に遭ってから幽霊が見える体になってしまう。成仏できない幽霊からいろいろなお願いをされて……、というストーリー。

松本大洋っぽいシュールな雰囲気かと勝手に想像しとったんけど、全然違って、思った以上にファンタジー要素が強め。一路の真っ直ぐさがかわいいのよねぇ。最初は「面倒くさい」ってさんざん文句を言っていた一路がだんだんと成長していくさまも見物。そして何より、エピソードごとのストーリーがよくできとる。

個人的にはメロン編と蕎麦屋編が好きです。号泣でした。人間の温かさを感じられる作品です。

花田少年史 (5) (モーニングKC (1523))
一色 まこと
講談社
おすすめ度の平均: 5.0
5 4巻の続きかな?と思ったけど

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