さんざん告知しておいてエントリーが遅くなっちゃった>< すでにたくさんのエントリーが上がっていますがWISH2009が無事開催され、400人もの参加者により大盛況にて幕を閉じました。私はスタッフとして受付や当日準備のまとめ役など、ちょこちょこをお手伝いさせてもらいました。
運営者ではないし、参加者でもないという微妙な位置づけなのですが、今回のイベントには勝手に夢と希望を込めていて、当日もお手伝いしつつ参加者としても、楽しませていただきました。いろいろなところで写真が上がっているのですが、ついついノリでWISHたんコスプレで参加しました。和蓮和尚に写真を撮ってもらったのでその画像をあとで入れます。
15社(そのうち1社はスポンサープレゼン)すべて、退屈することなく聞けたし、どれも魅力的でした。1つ1つピックアップしたいんやけど、かなり長文で収集がつかなかくなりそうなので、気になったサービスだけピックアップしちゃいます。
スポンサープレゼンテーション
ライブドア「「EDGE Co.Lab」
941たんは「盛大にスベった!」なんて書いとるけど、個人的にライブドアにはすごく注目しとったんやけど「名前はよく聞くけどどういうことをしとる会社なんやろ?」と謎だったので、すごくためになった。プレゼンを聞いてますます魅力的に感じられました。ウケ狙いで中身のないプレゼントよりずっとおもしろかった。ただ、まだイベントスタート直後っていうのもあって、真面目なプレゼンを聞く体制じゃなかったのかもなぁ。
「ドレスファイル」
とにかく緊張感のあるプレゼンやった。トップバッターで5分間の感覚がつかみづらかったせいもあるのかなと。ただ、すでにいろいろなところで目にしていると思うけど、参加者の皆さまのエントリーで「賞をあげるとしたら、ドレスファイル!」という意見がとても多くて、それだけ魅力のあるサービスなんやろうなぁと感じてます。サービス自体、あまり知られていなかったので目新しかったせいもあるんやろうけど、私もかなり惹かれたんよな。何となくプーペーガールとうまいこと連動したりできないかなと思ったり……。
個人的すぎるんやけど、イベント終了後、プレゼンターの西さんとTwitterで繋がったのね。ものすごく真面目で固いイメージやったんやけど、思った以上にエッヂのきいた人で驚きました。いい意味でやよ!
「Lang-8」
温かみのあるサービスという意味では「WISH2009」に通じるところがあって、ユーザーの優しさがひしひしと伝わってきた。サービス自体が便利で、これからの可能性を感じさせるし、プレゼンではしっかりと笑いを取っていたことがより一層記憶に残った。世界中の人がどんどん繋がっていくっていうのは、インターネットでできることの特徴やと思うので、これからも拡大していってほしいな。
「CEREVO」
言わずと知れた「セレボ」、ユーザー視点のガジェットってどんなものになるんやろうとずっと楽しみにしてました。ちょこちょこを話を聞くたびに期待がどんどんふくらんで、今回のプレゼンでは真新しいことはなかったものの具体的にイメージすることができた。ただ、いくら使いやすくて、便利やったとしても何だかんだでデザインが重要なので、チラッとでもいいから、デザインがわかればよかったなぁ。たぶんこのイベントとの絡みでそうはいかなかったんやろうけど。
岩佐さんは今日もオシャレ☆WISH2009にあわせてパンツに星のスタッズをつけとったよ、さすが!
「ユーザーインサイト」
なかのひとやうごくひとなど、さまざまなサービスを提供しているユーザーローカルのサービス。ブログに限らずネットマーケティングの効果測定ってなかなか難しくて、手こずっている人も多数おるんじゃないかな。きっとそういう問題を解決してくれる1つのツールになると思う。これからに超期待!
プレゼンターのいとまささんは会いたいと思っていた人のひとりなので、お会いできてとても嬉しかった。「ゆみちゃんが好きなタイプの人かも、超変わってるから」と言われて、私の好みって? と自問自答したのは言うまでもありません。
「読んだ4」
「WISHたんに捧ぐ」って言ってくれただけでもう満足☆ラブ!
「Joker Racer」
AMN賞とWISH2009大賞のダブル受賞、おめでとうございます! 第一印象は「本気?」、その後「赤松さんなら大丈夫!」って思うのはいままでのサービス事例があるからこそ。フレッシュリーダー、フレッシュミーティング、あとで読むのどのサービスも私のネット生活に欠かせません。
まだまだ始まったばかりなのでどういう風に展開していくのかわかりませんが、これからがとても楽しみです。
「リンクナレッジ」
「人力SaaS」がキーワード。
今回のプレゼンの中でわりと地味だったし、何かひねりがあったわけでもなかった。でも一番身近で地に足がついているサービスだと思う。WISH2009は「ウェブの未来」がキーワードになっとったんやけど、リンクナレッジに関しては未来も過去もなく「いますぐ」に使いたいサービスやったんじゃないかな。でも、決して古くさいというわけじゃなくて、自動化、機械化が進んでいく中でいまだからこそ「人力」が見直されるんだと思う。ウェブの世界に限らず世界は輪廻転生だと思っていて、そういう意味でいまこそ「人力」が最先端になる可能性を秘めているんじゃないかな。
かなり壮大になったけど「名刺の整理が面倒」が大きな理由なのは言うまでもありません。
「コニット」
サムライチェスの魅せるプレゼンでおなじみコニット橋本さん。会場入りしたときに、あまりにも軽装だったので「今日衣装は?」とついつい突っ込んでしまいましたw 人当たりがよくて、アクロバティックなプレゼンをやってのけるので、全然緊張しない人なのかと思っとったんやけど「まだプレゼンがまとまっていなくて……」と弱気なことを言っていて、それはそれで萌えた。でも、本番は緩急つけたおもしろくわかりやすいプレゼンで、さすがの一言やったな。
私はiPhoneユーザーじゃないので、iPhoneアプリはあんまり興味がないんやけど、課金についてはとても勉強になったし、田口さんのプレゼンでもそういう話は出ていて、考えさせられたよ。
「ACTION*PAD」
「神プレゼン」「伝説のプレゼン」と言われている、百式田口さんのプレゼンテーション。プレゼンの順番を決めるくじ引きでトリを引いたところから、神がかってとったんかもしれんな。とにかく圧巻、完璧なプレゼンでした。ただ、完璧すぎて、細かく仕込まれたネタがほとんどスルーされていたのは悲しい誤算だったのかもしれません。プレゼンのエヴァはまだしも、お面の一護はちょっとわかりづらかった……。
最後に発起人であり司会の徳力さんが「ぜひ、今日の感想とともに、みなさんそれぞれのWISH大賞をブログやTwitterに書いて教えてください」と言っていたので、yumiking Diary賞を考えてみました。超悩んだ><
さて、私が選んだyumiking Diary賞は
リンクナレッジ!
ぶっちゃけ地味、どちらかというと日陰、プレゼンでも「人力SaaS」しか記憶になくて、派手さはまったくなかったと思う。でも、いますぐ使いたい、しかもこの先もずっと使いたいと思ったサービスは「リンクナレッジ」やった。以前のエントリーでも書いたけど、インターネットの世界って新しいサービスが生まれては消えて、メディアが登場しては閉鎖して、登録しては放置しての繰り返しになってきとる。しかも、だんだんそのスパンが短くなってきているような気がするのね。そんな中で似たサービスが登場してもきっと使い続けるんやろうなと思えたサービスだったので、yumiking Diary賞に選ばせてもらいました。
続いて、yumiking Diaryベストドレッサー賞は柄入りの赤メガネ、細身のスーツ、白地にチェック柄の入ったシャツ、どれも素敵やった
田口さん!
会場入りした瞬間から打ち抜かれまくりでした。WISH2009にあわせた開発とプレゼンの準備や練習でちょっとお疲れ気味やって憂いが見え隠れしてよかった!
きっとmegたんならわかってくれるはず!
きゅんきゅんでした☆ありがとうございました!
徳力さんは、WISH2009の開催が決まってからずっと「どのサービスもメディアにも順位はつけたくない、できれば全部のサービスに賞をあげたい」って言うとったのね。そういう彼の人柄が今回のイベントに繋がったんじゃないかな。参加者の皆さんから「楽しかった」「おもしろかった」と感想が上がっていて、つくづく「人」って大事なんだなと思いました。また、徳力さんの名司会っぷりは言わずもがな、実は入社してからまだ4ヶ月(?)の甲斐さんが機転を利かした圧巻の仕切りっぷりで素敵でした。2人の名コンビっぷりを見せつけられたな☆
私が何かを言えることじゃないんやけど、いちおうスタッフとして運営者視点で見てみると、受付のローテーションがまったくできていなかったこと、当日お手伝いスタッフとして来てくださったはずの皆さんをまとめられず人手が必要なときに集まらなかったこと、徳力さん、甲斐さん以外に何かの確認を取れる人がいなかったことなどなど、反省点はたくさんあります。ただ、これは私自身の反省で、次回には絶対いかしたいし、WISH2009以外でも何かイベントをお手伝いさせてもらう機会があったら、参考にしようと思っています。
もちろんみんなが満足するイベントなんて難しいやろうし、今回は反省点はあるものの大成功だったと思います。それはスタッフの欲目ではなくて、参加者の皆さんの感想エントリーや直接聞いた話からもひしひし伝わってきました。こんな素敵なイベントに関われたことに心から嬉しく思います。
徳力さん、甲斐さん、お疲れさまでした、どうもありがとうございました。そして、それぞれの持ち場をそれぞれにがんばったスタッフの皆さま、お疲れさまでした。またプレゼンター、審査員の皆さま、参加してくださった皆さま、UstでTwitetrでニコ動でそのほかいろいろな方法で関わってくださった皆さま、どうもありがとうございました。
プレッシャーになるだろうから次回の話はしないでおこうと思っていたのですが、すでにいまから楽しみで仕方ないです。WISHじゃないかもしれないし、開催地は東京じゃないかもしれないし、主催が変わっていたとしても、こういうイベントが開催されれば嬉しいし、微力ながらぜひお手伝いさせてもらいたいと思います。
大きなエネルギーを感じたイベントでした。どうもありがとうございました!
「日本のウェブは明るい未来に溢れているわ☆ね☆?」
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