いまでこそ、嫉妬とか束縛からほど遠い生活をしとるけど、学生時代はものすごいヤキモチ焼きでした。
「私とサークルとどっちが大事なの?」とか「あの人とは関わらないで!」なんてことを平気で言ったこともありました。大人数やったとしても、女の子がおる飲み会には行ってほしくなかったし、私だけを見ていてほしかった。そんなこと絶対無理で私が同じことを言われたら困るんやけど「でもイヤなの!」っていうものすごい自分ルールを押し通しとったんやよなぁ。
いつとは書けないけど、青春真っ只中な頃、2人とも束縛しまくりで、よくあんな付き合い方で長く続いたなぁと思い返す恋愛。毎日が彼中心に回っていて、恋愛街道まっしぐらやった。自分の話じゃなかったら、すごく楽しめるんやけどね。そんな「大恋愛」やったのに、わりとあっけなく、でもかなりヒドイ別れ方をしちゃったのね。残るのは空虚のみやった。さすがにいまは大丈夫だけど、いろんな意味でわりと長い期間引きずってました。ある意味いまも影響され続けているって言ってもいいかもね。その後、ちゃんと自分のことだけを見てくれる人が現れたのに自分にまったく自信がなかった。その人私とはまったく関係ない元カノの影に怯え、ことあるごとに「いまでも元カノのことが好きなんじゃ……」と騒いどった。いまではいい思い出やけど、そのことを乗り越えられたらきっと彼と結婚しとったんじゃないかと思うこともある。根本的な原因は就職活動でのすれ違いやったから、年が一緒でという条件付きやけど……。
書いてて本当にドイヒーだなとつくづく実感。そんなウザイ女やったのに、ここ5年ぐらいでかなり変わったと思う。基本的に恋愛体質なので、人並み程度の恋愛をしとるんやけど、ある時からだんだんと変わっていったんやよな。それを自分で実感したエピソードは、オールでカラオケをした帰り、朝方まったく予告なく彼氏の家に行ったら、サークルの後輩の女の子がこたつで寝とるところに遭遇し「これはこの泥棒猫って言った方がいいのかしら?」と笑えないジョークを言えるぐらいになりました。
タイトルの「私と仕事とどっちが大事なの?」っていう質問。仕事の部分が趣味になったり、人になったり、いろいろやけどよく見聞きする台詞。私は「サークル」では聞いたことがあるけど、「仕事」になってからは質問をしたことがありません。それは「仕事」って即答される自信があるから。わかっとるん「もちろん君だよ、ハニー☆」とか言われても困っちゃうんやけど、即答って! って絶対突っ込むもんwでも、現実的に考えて当たり前やと思うから「しない」という選択肢を取っています。
「今大事なのは仕事 いつも大事なのはお前」というのが名回答で、たしかに! と納得できるけど、個人的にはこの質問をさせちゃった、しちゃった時点で2人の関係を修復するのは難しくて、終焉に向かってまっしぐらだと思う。この質問が出る前に何かしらのアプローチが必要なんじゃないかな。
だから、されると困る質問は先回りして答えをわからせておけば、きっと問題が浮き彫りにならないのかなと無理矢理オチをつけてみる。
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最後に読む本
求めず、期待せず、純粋に相手を想う気持ちを大切にする
著作の中では一番好きですね。
卑屈な気持ちがなくなっていきます
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