言わずと知れた恋愛マンガ「君に届け」。きゅんきゅんしまくっとったんやけど、最近発売された10巻に完全にノックアウトされたので、この勢いを残しておきます。かなりハイテンションな状態で書いているので、突っ走っちゃうかもしれませんがお許しください。
もう10巻かぁ。恋愛マンガとしては長い方なのかな。ものすごいじらされている感じなんやけど、10巻でやっとやっとやっと! キャーキャーキャー!
「俺がベタ惚れなんだから」って言われたい~!
「私はここから新しい関係を作りたい」って言いたい~!
「まじで念願叶っていっぱいいっぱいなんだ」って言われたい~!
「下心なしでは見れません!」って言いたい~!
「よかった、本当によかった」と電車の中でニンマリしてしまいました。中心人物の風早と爽子を取り囲む仲間たちのせいでさんざんじらされたけど、今回はちゃんと2人をサポート! でも、やっぱり爽子によくがんばったねって言ってあげたいなぁ。
気になるのはくるみの存在。いままでの恋愛でうまくいった経験が少ないので、つい自分に重ねてしまって、くるみに共感してしまう。「ずっと思っていたのはくるみやのになぁ」とか「くるみだってかわいいし、いい子やん」とか、思っちゃうのはフラれた経験が多いからなのかねぇ。
本当人生うまくいかないことばかりやよな……
でも、爽子自身もいままではそういう気持ちをたくさん味わってきているので、くるみのつらさを理解できるし、もしかするとくるみよりもわかってあげられるのかもしれん。それが終盤で爽子の心の中の台詞「あの気持ちの上に 今 私 立ってる」に表れてます。
自分の幸せを手放しで喜ぶんじゃなくて、ちゃんと周りのことを考えられる爽子がいい子すぎる。こうなると、太刀打ちできないのがまた悔しい。純粋で真っ白な人を一緒にいると自分が漆黒に思えてきて、自己嫌悪に陥ってしまうのよね。誰かが幸せになるには誰かが悲しい思いをしないといけないのかな。仕方のないことなんやけど、せめて「君に届け」では悲しい涙を流す人は少ない方がいいな。
基本的に風早と爽子のラブストーリーなんやけど、やのちんやちづちゃん、龍くん、くるみも含め、彼らを取り巻く登場人物もそれぞれにキャラが立っている。風早と爽子にはきゅんきゅんさせられたけど、号泣ポイントは爽子がちづちゃん、やのちんと友情を築くところ。そして、実は私が一番好きな登場人物は龍です。4巻で龍が爽子に言った台詞「俺は千鶴ひとすじ」に腰を砕かれた。
10巻の帯に書いてあったんやけど、別マで続きが読めるらしい。たぶん爽子とくるみの話なはず。いちおういまでも別マ、別フレはチェックしとったけど、超久しぶりに買っちゃおうかしら☆
集英社 (2010-01-13)
コミック自体はよかったですが…
し・あ・わ・せ〜
映画化?
続きは気になるけど
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