とうとう始まりました舞台週間「コースト・オブ・ユートピア―ユートピアの岸へ」1日目。前日私のおとぼけのせいで寝不足だったので、朦朧とした状態で観劇しました。
決して寝不足のせいじゃなく、かなり難解だったので、ウェブサイトのあらすじをご紹介。
前近代的な農奴制が根強く続いている19世紀ロシア。舞台の中心は名門貴族バクーニン一家の領地。家長のアレクサンドル(瑳川哲朗)と妻ヴァルヴァーラ(麻実れい)の四人の娘たち(リュボーフィ・紺野まひる、ヴァレンカ・京野ことみ、タチヤーナ・美波、アレクサンドラ・高橋真唯)は、長男・ミハイル(勝村政信)の突然の帰還に大喜びする。しかし、仕官学校を勝手に退校したミハイルに両親は怒りを隠せず、深まる親子の断絶。姉妹の自立への憧れが強まると共に、一家はゆるやかに離散へと向かっていく。
一方、新しい思想や哲学に触れた若い知識人たちがミハイルの元に集まってくる。思想家・ゲルツェン(阿部寛)、詩人・オガリョーフ(石丸幹二)、文芸批評家・ベリンスキー(池内博之)、作家志望のツルゲーネフ(別所哲也)、哲学者・スタンケーヴィチ(長谷川博己)……。
母国を愛するが故にやがて革命に向かって進む彼らの友情、そして四姉妹や進歩的な考え方を持つバイエル夫人(銀粉蝶)の娘ナタリー(佐藤江梨子)らとの報われない恋の数々が鮮やかに喜劇的に描かれる。
始まって、5分で感じたのは「これはマズイ」。懲りずに前情報を入れないで来てしまったことを激しく後悔しました。
最初に困ったのは名前が覚えられないこと。今回はロシアを舞台にしていて、登場人物も多いので、最初は誰が誰だかわからなくて、困った。ぶっちゃけいまでもちゃんと把握している自信はありません。次に私の勉強不足なんやけど、歴史的背景がまったくわからなかった。だから、国と国との関係とか当時の情勢を理解しきれず、わりと重要そうなところがちんぷんかんぷんな感じに……。
途中の休憩では必死で登場人物と関係性を確認して、どうにかやっと観劇できました。それでもストーリーにはついていけなかった……。一緒に行ったお友達も私と同じような状態やったらしく「やっとわかりかけたら3日目終わってたとかシャレにならんな」と言いながら、バイバイしました。
初日から前途多難やけど、3日間がんばるぞ! とりあえず帰宅してからすぐ登場人物とストーリーの確認を行いました。明日はⅡ部:SHIPWRECK「難破」です。
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