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劇団☆新感線「蜉蝣峠」

ずっと行きたいと思っていた劇団☆新感線の舞台を観劇しました。いつもタイミングが合わなくて観れなかったの。たまたまmiwaちゃんに誘ってもらってレッツゴー!

タイトルは「蜉蝣峠」。チラッとサイトをチェックしてみたら、何となく暗い内容な雰囲気。舞台を観に行くときは、基本的に前情報を入れないようにするんやけど、野田さんの舞台やとあまりにもダークすぎて前情報がないとしんどいときがあったので、明るいか暗いかぐらいはチェックするようになりました。今回は暗めなんやなと頭に入れて行ってきたよ。

開演してすぐは思った以上にコミカルで、会場が笑いに包まれることも多かった。「意外に明るい話なのかも……」と思ったら、ストーリーが進むにつれてだんだんダークな方向へ落ちていきました。

主人公は闇太郎(古田新太)で、ストーリーテラー的な役割をするのが銀ノ助(勝地了)。ならず者だらけの街「ろまん街」を舞台にさまざまな人間模様が描かれていきます。色恋がほとんどなんやけど、親子愛や友情が絡み合って、相関図がどんどん混乱してくんよな。

最後に古田新太さんと堤真一さんの一騎打ちのシーンがあったの。長めの立ち回りでそれだけでもすごいのに、言葉では言い表せないピンと張り詰めた空気が伝わってきて、息を止めて舞台に釘付けになった。そこには2人の「相手を斬る」っていう気持ちにしかなくて、その恐怖で泣けた。

あと、出演者がとにかく豪華! 高岡早紀さん、堤真一さん、橋本じゅんさん……、と主役級の出演者ばかりなので、かなり見応えがありました。出演者がかぶっているせいもあるんやけど、観劇した中で確実にNO.3に入るNODA・MAP「罪と罰」を観た後のような感覚になった。

よくよくサイトをチェックしてみたら宮藤官九郎さんが脚本やったのか。だから完全に漆黒の暗さじゃなくて、希望が見える内容やったのね。NODA・MAPよりもわかりやすいから、初めて舞台に行く人でもおすすめできるんじゃないかな。

いままで「また次回観劇すればいいか」って思っていたけど、完全にハマってしまいました。次の公演も楽しみやし、過去の作品もDVDで観てみたいなぁ。

お誘いどうもありがとうございました。

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